高校や大学で配布される学生証というと紙製だったり、プラスチック製のものが多いのですが、学校によってはQRコードやICカード付きの学生証を導入している所もあります。
このQRコードやICカード付きの学生証ですが、紙製にはない機能があります。
それは出欠・入退室管理が出来るため、授業の出欠が簡単に取れることです。
先生も出欠管理が楽ですし、授業ごとの不人気・人気が分かりますので、よりよい講義への手助けとなります。
従来の紙製の学生証ですと、授業をさぼる学生には抜け道がたくさんあり、授業に出席していないのに友人に出席簿への代筆や代理出席を頼むといった不正が出来てしまいます。
しかし、ICカード付きのカードですと、代筆や代理出席ができませんので、単位が欲しい学生が必ず授業に出席するようになります。
出欠・入退室管理だけでなく、オプションにはなりますが、電子マネー機能も搭載できますし、定期券機能も搭載することが出来ます。
学生にとって、いろいろな意味で学生証は重要なもので、必要性の高いものになっています。
大学の図書館など、さまざまな施設に入る際のカギの役割を果たし、定期券などを作成する際には身分証明書の意味を持ち、飲食店や商店などで学割のディスカウント特典を受ける際にも利用することができます。
学生証を持っていることによって、学生が享受できるメリットは多数あり、有名大学であれば、その価値はさらに高くなる傾向にあります。
ただ、学生によっては学生証を落としてしまったり、紛失してしまったりすることがあり、その場合には、再発行手続きをとる必要があります。
学生課などに書類を提出して手続きを行うことになりますが、通常は1,000円程度の費用がかかり、いろいろな意味で負担になるため、学生証は大切に取り扱う必要があります。
身分証明書としての価値が高いため、落としてしまったものが悪用される可能性があるため、早めに届け出ることが大切です。