学生証の今

破損しにくい学生証の素材とは？

学生証は学生である身分と本人であることを証明するため、学生生活を送る上では常に財布などに入れて置く必要があります。
そのため破損しやすいかったり、破れてしまったりすることもは避けたいところです。
昭和の頃の学生証は、厚紙に写真を貼付して、大学の印鑑などを押印する形態などが多かったですが、徐々にプラスチック素材が主流となっています。
学生証をプラスチック素材にするメリットは、型崩れを起こさずに丈夫で破損しにくい点があります。
それと水に濡れても安心であるためです。
さらに最近は磁気エンコード、バーコードなどの加工もしやすく、セキュリティをより向上させるためICカード化している実態があります。
丈夫なプラスチックの素材は、ポリエチレンテレフタレートの「PETカード」かポリ塩化ビニールの「PVCカード」の二つの素材が主に活用されます。
銀行のキャッシュカードと同じ様な形状と強度を持っており、財布に安心して入れて置くことにも対応しています。

学生証を落としてしまうことで起こり得る危険性

学生の身分を証明するために欠かすことのできない学生証には、氏名と学校名のみならず生年月日や顔写真まで掲載されているため、万が一どこかで落としてしまった場合には悪用されないとも限りません。
そんな学生証を落としてしまったことで起こりうる危険性として挙げられるのが、個人情報の流出です。
個人情報が流出する事によってその情報が悪用される危険が考えられます。
また、それ以外にも成り済ましや不正利用として他の人間が他人の身分証を使って身分を偽って他人に成り済ましたり、契約や商品の購入等をされる危険性があります。
こうした悪用を防ぐためにも学生証の管理を怠ってはならないのです。
しかし、それでも学生証を落としてしまう人はあとを絶ちません。
そんな時には、必ず警察へ行って紛失届を提出することを忘れてはなりません。
警察へ紛失届を出しておくことで、万が一どこかで悪用をされた際も紛失中であることを証明することができ、後々のトラブルを解消することができるのです。